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Webメディア「はたママ Project」を運営する弊社シンプルメーカーでは、社員の約8割が子育て中の女性です。
弊社では元々子育てを理由に働くことができない方にテレワークと時短を組み合わせることで働く場を提供しています。
必ずしも応援してくださる方ばかりではない
以前お取引をして頂いた企業の代表者の方に、「社長(男性)がどうやってうまく女性を使っているのか知りたかったから取引を決めた」と言われたことがあります。
弊社の子育てする方のキャリアを応援する理念に共感して頂けたから、仕事を頂けたのかと思っていたため、とても残念でした。
その会社さんはコールセンター事業をされていて、弊社と同じように女性をたくさん雇用していましたが、そこの社長さんは、女性に対して、とても悪い偏見を持たれているようでした。
ある会社さんにご提案した時は、「子育てをしている女性は急に休むから…」と心配されて、お断りされてしまいました。
確かに子どもが急に熱を出すこともあり、仕事を休むことは事実です。では、子育てをしていない人は急に休まないのかと言われれば、そんなことはありません。忌引だってあります。
そうは言っても、お仕事によっては、どんなことがあっても出社して仕事をしなければいけない会社さんがあることも理解できます。
子育てエンジニアが在宅で仕事をしていることを隠していた
まだテレワークという言葉もなかった当時は、積極的にクライアントに「テレワークと時短を組み合わせて、子育て中の女性を採用しています」と言うことはできませんでした。
やはりネガティブなことを言われてしまうのではないかということを恐れていたためです。それを伝えてしまうと、サービスの品質を疑われ、仕事がもらえなくなるのではという、心配もありました。
意外にも応援してくださる企業が多かった
子育て中の社員たちは、時短テレワーク環境下でも、しっかり責任を持って仕事をしてくれるため、ずっと大きな問題もなく仕事をすることができましたが、事前に社内に子育て中の女性がたくさんいて、時短テレワーク環境で働いていることを、クライアントに伝えておいた方が、もっとお互い安心して仕事ができるのではと考え、思い切って話すことにしました。
すると、意外にも悪い反応はなく、むしろ応援してくださるクライアントがたくさんいました。
子育て中の方でも安心して働ける会社は、誰もが安心して働ける会社
弊社とお取引のある企業は、皆驚くほど働きやすい会社ばかりです。
子育てに理解があり、働く人の幸せを考えてくださっています。子育て中の方でも安心して働ける会社は、誰もが安心して働ける会社だと思います。そういった企業と一緒にお仕事ができる弊社の社員は本当に幸せです。
世界中が弊社のクライアントのような企業で一杯になったら、もっと誰もが生きやすい世界になるのではないかと思います。