子育ても資格の勉強もしたい パパSEが手に入れた理想の働き方

子育ても仕事のキャリアアップも頑張りたい。それはママだけの願いではありません。今回インタビューした五島さんは、社名が「はたママ」に変わって初めて採用されたパパSE。子どもとの時間を大切にする五島さんの働き方や将来へのビジョンなどをお聞きしました。

五島さんプロフィール

居住地大阪府
職業システムエンジニア
お子さんの年齢2歳
勤務形態 1日6時間(9:30-16:30)、週5日、フルリモート

新卒時からリモートワークで働き、第一子誕生を機に時短勤務

新卒で社員15名ほどのベンチャー企業に入社し、SEとして勤務。入社時はコロナ禍に加え、もともとリモートワークを導入している会社だったため、最初からリモートワークが多かったですね。

働きだして1年半経った頃に子どもが生まれました。妻が育休から復帰してフルタイムで働きはじめ、二人で協力して家事育児をこなしていました。私は資格を取得したいという希望もあったのですが、フルタイムでは勉強時間までは捻出することが難しく…。子どもと関わる時間やインプットの時間を増やしたいと時短勤務に切り替えました。

8時間フルタイムという考えが変わってほしい

時短勤務となると心配なのは給与面ですが、数年なら大丈夫だろうという判断です。一方、妻は働くことが好きなので、妻がフルタイム、私が一日6時間の時短という形に落ち着きました。

そもそも、8時間勤務というのは片働き時代の働き方であって、共働きで両者8時間というのは働きすぎではというのが私の考えです。8時間フルタイムという風潮が変わってほしいと思っています。

執務中の五島さん

はたママの企業理念に共感し転職

前職でも時短フルリモート裁量労働制で、十分働きやすかったんです。ただ、他の環境も経験してみたくなり、勤務条件は同様で、かつ残業なし、資格取得手当など勉強に対して手当が出る転職先を探していました。おもしろいところがあればと思っていたところ、はたママを見つけました。

自分は何のために働くかを考えた時に、はたママの「子育てしやすい社会をつくる」というビジョンに感銘を受け、ここを受けてみようと思い立ちました。

はたママという社名について思うこと

最初にはたママという会社名を見た時は、男性の自分が応募していいのかなとは思いましたが(笑)、会社説明動画を見て、男性女性関係ないこと、子育てをしている人が多く在籍していることが分かり、安心して働ける環境だと思いました。

ただ、はたママという社名自体が、まだまだ子育てとキャリアを両立しやすい社会にはなっていない表れなのかなとも思っています。社名を否定するつもりはありませんが、「はたママっていう名前ももう古いね」と言われるような社会になればいいですね 。

今の働き方のメリットと課題

現在は、はたママのリモートサービスのSEとして、お客様先で開発業務を行っています。

メリット

・フルリモートなので、通勤時間がなくストレスが少ないです。

・16:30に業務終了なので、プライベートの時間が長いです。子どもと一緒に過ごす時間を多く取れます。

・フレックス制度。例えば、月曜日に5分残業してしまった場合に金曜日に5分早く退勤したり、家事をするために昼休みを15分長めに取って他の日に15分多めに働いたり、臨機応変に勤務時間を調整できます。

課題

課題はありません。アサイン先のリーダーの方も、リモートワークの私に対して、意識してコミュニケーションを取ってくださいます。恵まれた職場環境で、ストレスなく働けています。強いて言えば運動不足になりがちなことでしょうか。筋トレやストレッチで体を動かすようにしています。

長時間労働で高所得を得るよりも、子どもとの時間を優先したい

フルタイムだと確かに収入は増えるかもしれませんが、その増えた分を何に使うか考えた時に、使い道がそれほどないなと。自分にとっては、子どもが小さいうちは特に子どものために時間を使うほうが、「人生の総和」において得るものが大きいのではと思いました。もし、今後お金が必要になった時は、8時間勤務に戻せばいいのですから。

はたママでは希望する勤務時間に応じて柔軟に対応してくれると聞いているので、その点でも安心です。

残業禁止、入社時に有休付与 子育てにやさしい会社の制度

・残業が禁止されているので、保育園のお迎えに遅れる心配がありませんし、予定も立てやすいです。

・入社時に有休6日付与。子どもの体調不良時などに活用しています。入社時より付与されるのがありがたいです。

ファミリーホリデー制度やベビーシッター割引券も機会があれば利用したいです。

ファミリーホリデー制度

家族旅行や家族のイベントへの参加理由で仕事を休む場合に、年次有給休暇とは別に有給休暇が利用できる制度。休暇時にかかった旅費、交通費、食事代などを手当として支給(週の稼働時間によって上限あり)

私の1日のタイムスケジュール

  • 6:30 起床
  • 6:30-7:00 勉強など
  • 7:00 子ども起床
  • 7:45 妻と子どもを見送り
  • 7:45-9:30 家事、勉強など
  • 9:30 業務開始
  • 16:30 業務終了
  • 17:00 保育園で子どものお迎え
  • 17:00-18:00 子どもと近所の公園に行ったり、図書館に行ったり。
  • 18:00 帰宅
  • 18:30 夕飯
  • 19:15 子どもとお風呂
  • 21:00 就寝

朝は妻が保育園に送ってくれるおかげで、家事や勉強の時間がとれます。夕方は私が迎えに行くことが多いですね。迎えに行った後に子どもと遊んで帰れるのも時短勤務ならではで、私自身にとってもリフレッシュになります。

公園でお子さんとリフレッシュタイム

今後の目標は子育てとキャリアを両立し、日々楽しく過ごすこと

子どもの成長はあっという間で、過ぎてしまった時間は戻りません。子どもとの時間を楽しみ、充実した気持ちで仕事にも取組み、余裕があれば資格の勉強をする、といった過ごし方を、子どもが小学校高学年になるくらいまでは続けようと思っています。 そのうえで、数年後に今よりキャリア的に成長していれば大成功ですねこのような働き方が広がっていき、より子育てしやすい社会になれば嬉しいです頑張ります!

インタビューを終えて編集後記

はたママ S木

「子育てしやすい社会をつくる」というはたママのビジョンに共感して入社した五島さん。

今の働き方を始めて1年余りで、数年後自信を持ってこの働き方を周囲に勧められるよう頑張っていきたいと話してくれました。

時短勤務は収入面の不安もあるかもしれませんが、自分が人生において優先にしたいものがあるなら、まずはやってみて、必要な時が来たら勤務時間を増やせばいいという考え方も柔軟で素敵だなと思いました。 はたママでは、五島さんのような子育てとキャリアを両立したいパパも応援しています。